皆さん、こんにちは!なおみです。
モニターを選ぶとき、「IPS」「VA」「TN」という専門用語が出てきて頭を抱えた経験はありませんか?
今回はこの3種類のパネルを分かりやすく紹介しましょう。
どれがゲーミングに向いているのか、動画鑑賞や写真編集に最適なのか、
最後まで読めば自分に合った選び方がわかるはずです!
モニターを選ぶとき、「IPS」「VA」「TN」という専門用語が出てきて頭を抱えた経験はありませんか?
今回はこの3種類のパネルを分かりやすく紹介しましょう。
どれがゲーミングに向いているのか、動画鑑賞や写真編集に最適なのか、
最後まで読めば自分に合った選び方がわかるはずです!
目次
IPSパネルの特徴とメリット・デメリット
特徴
「色が正確で、どこから見ても綺麗」がIPSパネルの最大の魅力!
写真を編集しているときに「この色が本当に正しいのか?」と不安になることが少なく、
友達と一緒に画面を斜めから見ても色がズレたり暗くなったりしにくいです。
写真を編集しているときに「この色が本当に正しいのか?」と不安になることが少なく、
友達と一緒に画面を斜めから見ても色がズレたり暗くなったりしにくいです。
メリット
- 色再現性が高い・広色域に対応しやすい
- 視野角が広いため、左右上下から見ても色や明るさの変化が少ない
デメリット
- 光を遮ってもバックライトの光が若干漏れることがある
- 同スペックで見るとVAやTNに比べ価格が少し高い傾向がある
VAパネルの特徴とメリット・デメリット
特徴
「黒が深く、コントラストが強い」映画鑑賞に最適!
コントラスト比がVAパネルの最大の強みです。コントラスト比とは明るい部分と暗い部分の差を示す数値で、
これが高いと黒っぽいシーンの映画を見たときに「こんなに深い黒が再現できるの?」と驚くことができます。
コントラスト比がVAパネルの最大の強みです。コントラスト比とは明るい部分と暗い部分の差を示す数値で、
これが高いと黒っぽいシーンの映画を見たときに「こんなに深い黒が再現できるの?」と驚くことができます。
メリット
- ソフトパネルであり、バックライト漏れが発生しにくい。曲面のモニターのほとんどはVAパネルを採用している
(ps:34・49インチ以上の大画面、アスペクト比が21:9などのウルトラワイドのモニターについては、IPSパネルが採用されている場合がある) - コントラスト比が高く黒表現に優れるため、明暗の差が大きい映像を映し出すことができる
デメリット
- 視野角はIPSより狭い。視線とモニターの角度が小さくなるほど、色合いが変化し、白っぽく見える
- 応答速度がIPSやTNに比べやや遅いため、高速で動くゲームで「残像」が見える可能性がわずかにある(例:TN:1ms、IPS:5ms 、VA:10ms)
TNパネルの特徴とメリット・デメリット
特徴
「応答速度が速く、安い」ゲーミング初心者におすすめ!
3種類の中で最も応答速度が速いのがTNパネルです。
「応答速度」とは画面の絵が切り替わる速さを指し、これが速いとFPSゲームのように敵が瞬く間に動く場面でも、
画像がぼやけたり残像が残ったりしにくく、操作に即座に反応します。
3種類の中で最も応答速度が速いのがTNパネルです。
「応答速度」とは画面の絵が切り替わる速さを指し、これが速いとFPSゲームのように敵が瞬く間に動く場面でも、
画像がぼやけたり残像が残ったりしにくく、操作に即座に反応します。
メリット
- 応答速度が最も速い
- 価格が3種類の中で最も経済的
デメリット
- 視野角が狭いため、斜めから見ると色が大きくズレたり暗くなったりする
- 色再現性がIPSやVAに比べ劣るので、色がやや淡く見えることがある
3種類のパネルを見分けるコツ
実際にモニターを見るとき、以下のポイントで簡単に見分けることができます。
視野角で見分ける
画面を斜め45度程度から見てみましょう。
色が大幅にズレたり暗くなったりするのがTNパネル、色が淡く、白っぽいのがVAパネル、ほとんど変化がないのがIPSパネルです。
色が大幅にズレたり暗くなったりするのがTNパネル、色が淡く、白っぽいのがVAパネル、ほとんど変化がないのがIPSパネルです。
黒表現で見分ける
暗い場面を表示してみましょう。
黒が非常に深く、周囲の明るさに影響されにくいのがVAパネル、やや浮いた黒に見えるのがIPSパネル、TNパネルは暗さ自体が不足することが多いです。
黒が非常に深く、周囲の明るさに影響されにくいのがVAパネル、やや浮いた黒に見えるのがIPSパネル、TNパネルは暗さ自体が不足することが多いです。
応答速度を体感する
高速で動く動画(例:車のレースシーン)を再生してみましょう。
画像の切り替わりがスムーズで残像がないのがTNパネル、IPSパネルはTNに次いでスムーズ、わずかに残像が見える可能性があるのがVAパネルです。
画像の切り替わりがスムーズで残像がないのがTNパネル、IPSパネルはTNに次いでスムーズ、わずかに残像が見える可能性があるのがVAパネルです。
3種類のパネルの比較表
| 比較項目 | IPSパネル | VAパネル | TNパネル |
|---|---|---|---|
| 色再現性 | ★★★★★ (高く、広色域対応しやすい) |
★★★★☆ (中~高、IPSに次ぐ) |
★★★☆☆ (中程度、3種類の中で最も弱い) |
| 視野角 | ★★★★★ (非常に広い) |
★★★★☆ (広い、IPSに次ぐ) |
★★☆☆☆ (狭い、斜めから見ると色ズレ) |
| コントラスト | ★★★☆☆ (中程度) |
★★★★★ (非常に高く、黒表現優れる) |
★★★☆☆ (中程度) |
| 応答速度 | ★★★★☆ (速い)例:5㎳ |
★★★☆☆ (中程度、残像の可能性あり)例:10㎳ |
★★★★★ (最も速い、ゲーム向き)例:1㎳ |
| 価格 | ★★☆☆☆ (やや高い) |
★★★☆☆ (中程度、手頃) |
★★★★★ (最も安い) |
購入時の選び方:「自分の用途」で決めよう!
パネルの特徴がわかったら、
次は「自分がモニターをどんな目的で使うか」で最適なものを選ぶのがポイントです。
次は「自分がモニターをどんな目的で使うか」で最適なものを選ぶのがポイントです。
もし「写真編集や動画制作をする」のであれば
→IPSパネル:色の正確さが求められる作業では、IPSパネルの高い色再現性と広い視野角が役立ちます。
特に「sRGB 99%以上」や「DCI-P3 90%以上」といった広色域に対応したモデルを選ぶと、完成品のクオリティが上がります。
特に「sRGB 99%以上」や「DCI-P3 90%以上」といった広色域に対応したモデルを選ぶと、完成品のクオリティが上がります。
もし「映画鑑賞やドラマをよく見る」のであれば
→VAパネル:深い黒と高いコントラストで、映画の世界に没入できます。
暗い部屋で視聴する機会が多い人には特におすすめで、価格もIPSより手頃なので経済的にも優れています。
暗い部屋で視聴する機会が多い人には特におすすめで、価格もIPSより手頃なので経済的にも優れています。
もし「ゲーム(特にFPSなど高速なゲーム)を中心にする」のであれば
→TNパネルか高速応答対応のIPSパネル:TNパネルは応答速度が速く、ゲームでの残像を最小限に抑えられます。
もし色や視野角も少し重視するなら、「1ms応答速度」に対応したIPSパネルも選べます。
もし色や視野角も少し重視するなら、「1ms応答速度」に対応したIPSパネルも選べます。
まとめ
以上で3種類のパネルの違いと選び方を紹介しました。モニターは長く使うものなので、
自分の「主な用途」を明確にして選ぶと、長期的に満足できるでしょう。
最後に、少し補足すると、今販売されいるTNパネルは、基本的にゲームをする人たちを狙っていて、
高いリフレッシュレートと超短い応答時間の機能が付いているため、全体的に値段が高めになっていますよ。
自分の「主な用途」を明確にして選ぶと、長期的に満足できるでしょう。
最後に、少し補足すると、今販売されいるTNパネルは、基本的にゲームをする人たちを狙っていて、
高いリフレッシュレートと超短い応答時間の機能が付いているため、全体的に値段が高めになっていますよ。